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社会福祉法人 福沢会 身体障害者療護施設 篠栗園 ~省エネの知恵~

社会福祉法人 福沢会 身体障害者療護施設 篠栗園 ~省エネの知恵~

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【身体障害者療護施設 篠栗園】
身体障害者療護施設 篠栗園
福岡県糟屋郡篠栗町若杉1402-1
TEL:092-405-1176
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篠栗園は、支援費制度指定事業者である社会福祉法人 福沢会により運営され、重度の身体障害をお持ちの方(障害者自立支援法に基づく障害程度区分5又は区分6の最も重い障害をお持ちの方)を対象者として、生活介護のサービス提供を行っています。

2つの建物からなる施設内は、利用者の方々が快適に過ごせるよう、様々な設備が用意されています。

02.jpg居室

03.jpg食堂

04.jpg喫茶カウンター

05.jpg音楽室


【省エネに取り組むきっかけ】
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篠栗園が、療護施設における法改正をきっかけとし、環境にやさしい省エネ施設として、生まれ変わることになりました。

法改正による影響
平成18年の社会福祉施設における法改正により、施設で使われる光熱水費と食費が、個人の負担となりました。そのうち、光熱水費は、目安として1月1万円の負担と国から提示されました。

そこで篠栗園は、この法改正を1つのチャンスと捉え、新たに発生した負担を補填するために、
施設内の省エネ化に取り組み、光熱費を削減することにしました。

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福沢会 理事長 福澤賢治さん


【省エネ施工】
●空調設備の省エネ化●
まず、どの部分で光熱費を使用しているのか調べるため、電気メーターにより電気使用量を調査しました。
その結果、空調施設にて、同じ機能でありながら、機種ごとに電気消費量に大きな差があることがわかりました。

08.jpg空調設備の電気メーター

09.jpg各居室の電気メーター

その差は、故障などで買い換えた、比較的新しい省エネの進んだ機種と、以前から使用している古い機種との間で発生しており、詳しく調べると、その差は8~10倍にもなっていました。
このままでは、利用者間で光熱費の使用量は変わらなくても、電気使用量に大きく差がついてしまう事になります。
そこで、まず空調設備を省エネ化の進んだ新しいものに、全て入れ替えました。


【省エネ施工】
●厨房のオール電化●
10.jpg屋外に並べられたガスボンベ

これまでガスコンロを使用していましたが、
ガスコンロを使用 → 熱の発生 → 換気 → 冷房の使用
という、非常に効率の悪い使用をしている事に気がつきました。

そこで、ガスコンロをIHクッキングヒーターに入れ替え、その他もオール電化設備に入れ替えました。

導入されたオール電化設備

11.jpgクッキングヒーター

12.jpg回転釜

13.jpg電気炊飯器

14.jpg電気オーブン

厨房をオール電化にする事で、職場環境も向上し、調理された料理も、ますます美味しく出来上がるようになりました。
これらの省エネ施工は、福岡市の株式会社 堀内電気により施されました。


【株式会社 堀内電気】
本社 福岡県福岡市南区横手2-16-3
TEL 092-588-7030 FAX 092-588-7033

大野城営業所 福岡県大野城市大城3-6-25
TEL 092-503-3158 FAX 092-504-3689

以前より、篠栗園の電気工事設備に関して熱心に相談に乗っていた堀内電気が、以下の施設内の省エネ施工を担当しました。

15.jpg電気給湯機

16.jpg電気乾燥機

17.jpgLED照明

18.jpgデマンドコントロールの採用

厨房のオール電化
回転釜 電気炊飯器 クッキングヒーター 電気炊飯器 電気オーブン

【デマンドコントロール装置】
篠栗園ではデマンドコントロール装置により、施設内の電気使用量のを見える化を実現しています。

装置本体、もしくはパソコン上にて、施設内の電気使用状況がリアルタイムで確認でき、省エネ意識啓発につながります。
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日報などのデータ管理もできるため、電気の無駄遣いなどが早期発見でき、素早い対応も可能です。
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様々な企業からデマンドコントロール装置は紹介されていますが、電力会社が電気の基本料金を安くするものとして紹介され、信頼性を安心感と感じた、(株)キューキの製品を選択しました。
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これらの省エネ施工により、1ヶ月の光熱費を約4~5万円削減することができました。
省エネ施工に掛かった150万円ほどの経費も、3~5年で取り戻せる計算です。


【電力会社との契約】
篠栗園では、九州電力と、一般契約以外に4つの割引契約を結び、光熱費の削減をしています。

〔蓄熱調整契約〕
昼間に使用する蓄熱エネルギーを割安な夜間で蓄熱し、昼間に利用します。
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○割引対象時間:22時~翌8時まで
蓄熱割引額=蓄熱電力量×(電力量料金-蓄熱単価)
※ 蓄熱単価:5.27円/kWh

〔電化厨房契約〕
九州電力が認めた、定格電圧200V以上の加熱機器(厨房用途の電気式給湯機を含む)の総量量が20kW以上導入されている場合に、適用されます。
※すべての厨房機器が対象となりません

電化厨房割引額=電化厨房電力量×電化厨房割引単価
※ 電化厨房割引単価:3.15円/kWh


〔オール電化割引〕
給湯、厨房、空調等のすべての熱源を電気で賄うことで、蓄熱調整契約、電化厨房契約などの割引額より、さらに5%割り引きます。

条件:給湯、厨房、冷暖房等のすべての熱源を電気で賄っている。
九州電力が定める電化厨房機器を採用し、総容量が20kW以上であること。

オール電化割引額=
〔(基本料金+電力量料金)-蓄熱調整契約、電化厨房契約などのメニューによる割引額〕×5%
※ 割引額は1ヶ月につき52.5万円が上限

〔蓄熱ピークシフト割引〕
蓄熱調整契約の付帯契約。蓄熱式システムの導入した結果、夜間に最大需用電力が発生する場合に、昼間の最大電力を上回る部分のうち、蓄熱によって移行した電力分の基本料金相当を割り引く制度。
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【契約のお問い合わせ、お申し込み】
契約のお申し込みは、電気工事店を通して、お申し込みください。
契約内容の詳細は、九州電力ホームページ内 、もしくはお近くの営業所までお尋ねください。

九州電力営業所 お問い合わせ先一覧
http://www.kyuden.co.jp/company_outline_index_eigyosyo.html


【省エネによる効果】
最後に、これまでガスを使って衣類を乾かしていた乾燥機を、空気を乾燥させて衣類を乾かすものに入れ替えて、篠栗園敷地内からは炭酸ガスが出ないシステムが完成しました。
その結果、省エネ効果のみではなく、利用者の方や職員の省エネ意識向上が生まれました。

利用者への効果
光熱費などの自己負担が発生する事となり、自分で使う電気は自分で負担するという意識から、省エネ教育効果になっています。

職員への効果
省エネを行う事で、職員にコスト意識や合理的に作業を行う意識が生まれ、作業の省力化、効率化ができました。
そして、省エネで浮いた費用は職員へ還元し、より一層の省エネ意識向上に役立っています。
24.jpg

当初は、光熱費が賄えればよいという意識で始めましたが、実際に省エネ施工をしてみると、生産性もあがり、様々な面で思わぬ効果が表れました。
25.jpg

Posted at 2009.04.30 11:07:38|コメント(0)トラックバック(0)番組

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